具雑煮


島原の乱(1637年)の時、天草四郎が農民達に餅を兵糧として蓄えさせ、山や海から様々な材料を集め雑煮を炊いて篭城したと伝えられている。鳥のかしわと魚のだしをベースに野菜、肉、魚が豊富に入っている。ボリューム感はたっぷりだが以外とあっさり味である。左の写真は姫松屋の具雑煮。


左は、ホテル南風楼内の和食苑の具雑煮である。中に入ってる具は姫松屋とあまり変わりはないが、味付けはかなりの差がある。こちらは鳥のかしわと椎茸の出汁で若干濃い味付けになっている。好みの問題であるが、基本的にいずれも美味しい。


姫松屋

初代糀屋善衛エ門が、文化10年に島原の乱の時に食べられた具雑煮を元に味付けに趣向をこらして生み出したのがはじまりと言われている。2代目姫松屋嘉久平により屋号を姫松屋として現在に至る。

参考資料:姫松屋作成の具雑煮の由来
住所:島原市城内1丁目
電話:0957-63-7272



南風楼(和食苑)

ホテル南風楼の和食専門の料理店でホテルに並んで立っている。食事のみの利用も可能である。

住所:島原市弁天町2-7331-1
電話:0957-62-5111


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